最近、天気がいまいちで、せっかくの休日もぱぁーっとしない。
今日は、近くの県立美術館で開催されている「生誕100年 レイモン・サヴィニャック展 ーパリの空のポスター描き」を観に出かけた。
雑誌や雑貨屋さんで、彼の絵を見かけたことは何度もあるから知っていたけど、正直、この展覧会のことを知るまでは、どこの画家なのかとかは詳しく知らなかった。
ポスター作家だってことも・・。
この展覧会では96点の作品が展示されており、彼がポスター作家として認められてから、亡くなるまでの作品と共に、彼のパリの街に対する愛情や、作品に対する思いなんかも解説されていて、レイモン・サヴィニャックという画家のことをよく知ることが出来た。
今はポスターといえば、イラストというよりも、デジタルで加工されているものの方を普通に感じてしまうが、サヴィニャックのポスターは、ただその商品を宣伝するための物じゃなく、彼自身がポスターを通して、その商品を楽しんでいるような気がした。
こんな素敵なポスターが街に溢れていた時代があるなんて羨ましいな。

美術館の中に、子供たちが作った小っちゃな家が展示されているスペースがあった。
いろんな大きさ、カタチ。
これを作った子供たちのことは知らないけれど、「この家を作った子って、こんな感じじゃないかな?」なんて勝手に想像してしまった。
レイモン・サヴィニャック展のチラシで作った家もあったよ。
今自分が子供だったら、一体どんな家を作るんだろうか。